【お知らせ】10/2 区分所有法改正シンポ

区分所有法と被災区分所有法について、
今年2月、法制審議会で改正要綱が採択されました。

マンションの老朽化が進み、そこに住む人も年齢を重ねるという、いわゆる「2つの老い」を背景に、
区分所有建物を再生するための決議要件を緩和する等の内容になっています。
(マンションや団地の管理組合に関わる方は、要注目です👀

2024年2月、区分所有法、被災区分所有法の改正要綱が採択されました。
これについて、10月2日にシンポジウムを行います。

1.シンポジウムについて

今回、災害対策委員会の枠で、被災区分所有法の部分について、
パネルディスカッションに参加することになりました。

準備のために法制審議会の議事録を読んだところ、
今回の改正でも、前回の改正でも、
災害対策に取り組んでこられた先輩の先生方の熱い議論を発見しました…!

本シンポは不動産鑑定士会さんとの共催です。
法律では、建物の価値の1/2を超える滅失かどうかでその後の対応が変わってくるのですが、
とくに災害時にスムーズに1/2超かを判断して対応を進めるにはどうしたらよいか、
パネルでもうかがってみたいと思います。

弁護士の方、不動産鑑定士の方、よろしければクレオにお越しください。

2.シンポジウム概要

どうなる?区分所有法制 どうする!弁護士×不動産鑑定士
~法制審議会の改正要綱と区分所有法制部会における議論~

日時:2024年10月2日(水)14時~17時30分
場所:弁護士会館2階クレオABC

第1部 基調講演
藤巻 梓 氏(国士舘大学教授)

第2部 講演
阿部 隆志 氏(公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会 常務理事)

第3部 講演
小松 達成 弁護士(東京弁護士会 法制委員会副委員長)

第4部 パネルディスカッション
■コーディネーター
 小松 達成 弁護士
■パネリスト
 藤巻 梓 氏、阿部 隆志 氏、小出 薫 弁護士(東京弁護士会 災害対策・東日本大震災等復興支援委員会委員)

参考資料

※画像は、中間段階の見直し状況のまとめです(審議会ページより)。
https://www.moj.go.jp/shingi1/shingi04900001_00204.html

最終的な要綱はこちら。
https://www.moj.go.jp/shingi1/shingi04900001_00235.html

東弁LIBRA7・8月号に特集があります。
https://www.toben.or.jp/…/libra/pdf/2024_0708/P02-13.pdf