【コラム】郵便料金の改定に向けて

2024年10月1日に郵便料金の改定が予定されています。
値上げ率は最大30%程度となるようですが、レターパックなどは15%程度と、やや調整されているようです。
料金改定後、どのようにレターパックを使いこなしていけばよいのでしょうか。

30%程度の改定率を基本としますが、(中略)特定封筒郵便物(レターパックなど)などについては、特にお客さま利便などの観点からこれより低い15%程度の改定率とします。

https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2024/00_honsha/0613_01_01.pdf

日本郵便:郵便料金の改定および新料額の普通切手の発行などについて
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2024/00_honsha/0613_01.html

1.現行料金(2024年9月30日まで)

現行料金では、
250gまでの郵便は、定形外よりは定形、定形外の中では規格外よりは規格内を選ぶとレターパックより安く、
反対に、250g超の郵便はレターパックを選ぶ方が安くなっていました。

2.新料金(2024年10月1日から)

新料金でも、速達なしの場合は、
250gまでの郵便については、定形外よりは定形、定形外の中では規格外よりは規格内を選ぶとレターパックより安い料金体系は変わりません。
一方、速達ありの場合は、150gを超えると、レターパックプラスの方が安くなることになります。
上記の、値上げ率の調整が利いてくるところです。

3.まとめ

なるべく郵便料金を抑える選択肢は以下のようになります。
今回は、第一種郵便物(封書)の定形郵便・定形外郵便とレターパックライト・プラスとを比較しました。
その他の郵便や、運送業者の商品パッケージとも比較しながら、値上げの波を乗り越えていきたいところです。

おまけ

定形・定形外、規格内・規格外については、こちらを参照ください。

https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_size.html