8/6「若者気候訴訟」がスタートしました

8月6日、全国から集まった15~29歳の若者が、電力会社10社に裁判を起こしました。

私もそれを支える弁護団の一員になっています。


「気候訴訟」と言うと「気候」で「訴訟」って何のこと??とパッとは分かりにくいかもしれません。

短く言うと「出すCO2を減らして」と求める裁判です。

どんどんと深刻化する地球温暖化ですが、産業革命前と比べて1.5℃までの上昇に抑えることが、世界共通の目標になっています。

ただ、今の計画では、1.5℃を大幅に超えてしまう量のCO2が排出される見通しです。

とくに、国内では発電部門からの排出量が約4割を占めます。

政治による規制や、企業の自助努力では、これまでどうにもなっていない、むしろ現状維持に向けた流れが作られつつあります。

そこで、裁判では、この流れを変えて、再生可能エネルギーを活用することを求めています。

(再生可能エネルギーのポテンシャルは意外と大きいのですが、長くなりますので、その話はまた別の機会に)


私から見たら”若者”のはずの原告のみなさんが、「私たちも、次の世代のために取り組まなくては」と思って、裁判を始めた姿には、心をつかまれました。

個人的には、森林科学を学んでいた大学4回生のころから気になりながら何もアクションできていなかったこと、その時間分、現状をよりよく変えられるよう頑張ります(^^)/

ぜひ応援のほど、よろしくお願いします。


8/13毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240812/k00/00m/040/145000c

若者気候訴訟ウェブサイト
https://youth4cj.jp/